アイナボHD Research Memo(4):通期の業績予想は期初と変わっていないが、達成は容易ではない

特集
2018年12月12日 15時04分

■アイナボホールディングス<7539>の今後の見通し

● 2019年9月期の業績見通し

2019年9月期は売上高で69,800百万円(前期比10.4%増)、営業利益で1,850百万円(同21.3%増)、経常利益で2,060百万円(同20.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益で1,290百万円(同15.9%増)と2ケタの増収・増益が予想されている。なお今期から新規に連結子会社となった(株)今村については、この予想の中に売上高4,000百万円が見込まれているが利益は見込んでいない。

セグメント別売上高は、戸建住宅事業が62,800百万円(前期比11.0%増)、大型物件事業7,000百万円(同6.0%増)を予想している。また子会社別の営業利益は、主力の(株)アベルコは1,450百万円(前期1,174百万円)、(株)インテルグローは200百万円(同136百万円)と増益を予想しているが、温調技研(株)は200百万円(同214百万円)とほぼ前期並みを予想している。温調技研については、社員増及びその教育を推進するとの前提で販売費及び一般管理費の増加を見込んでいることから利益が横ばい予想となっているが、実際には社員数がそれほど増えず、利益が増益となる可能性もある。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)

《MH》

提供:フィスコ

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