<動意株・17日>(前引け)=クミアイ化学、神戸物産、ジェネレーションパス

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2018年12月17日 11時39分

クミアイ化学工業<4996>=一時ストップ高。同社は14日取引終了後、19年10月期の連結業績予想を発表した。売上高は1070億円(前期比10.5%増)、営業利益は61億円(同9.3%増)を予想している。水稲用除草剤では新製品投入効果が発現し全体収益を牽引する見通し。営業利益は前期に48%増と急拡大しており、今期も2ケタ近い伸長を見込むことで、これを好感する形で投資資金が流入した。

神戸物産<3038>=急反発。同社が前週末14日の取引終了後に発表した19年10月期の連結業績予想で、売上高2819億円(前期比5.5%増)、営業利益165億円(同4.9%増)、純利益108億円(同4.2%増)と6期連続の営業最高益更新を見込んでいるほか、年間配当は前期比実質増配となる35円を予定していることが好感されている。引き続き主力の業務スーパー事業の拡大に注力し、純増25店舗(期末838店舗)を目指すほか、店舗数の増加に伴い製造子会社業績の拡大も図る見通し。また、外食・中食事業でも競争力のある業態の開発・拡大に努め、売上高・利益の押し上げを見込んでいる。

ジェネレーションパス<3195>=ストップ高で、年初来高値を更新。同社が前週末14日の取引終了後に発表した18年10月期連結決算が、売上高87億7800万円(前期比15.0%増)、営業利益1億9200万円(同10.9倍)、最終利益1億3500万円(前期500万円の赤字)と大幅増益となったことが好感されている。EC店舗数の増加でECマーケティング事業の売上高が過去最高を達成したほか、ECサポート事業で受注件数が順調に伸長。また、第4四半期からカンナートを連結化したことも寄与した。さらに、販売価額への転嫁により利益率の向上が図れたことや、ECマーケティング事業のノウハウやビッグデータを活用したECサポート事業へ注力したことなども利益押し上げに貢献した。

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出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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