NY株式:NYダウは507ドル安、世界経済への減速懸念が根強く

市況
2018年12月18日 7時00分

米国株式相場は下落。ダウ平均は507.53ドル安の23592.98、ナスダックは156.93ポイント安の6753.73で取引を終了した。世界経済減速への警戒感から、売りが先行。12月のNY連銀製造業景況指数やNAHB住宅市場指数が低調となり、投資家のリスク選好姿勢が後退した。その後、一時上昇に転じたものの、明日のFOMC結果を見極めたいとの思惑もあり、引けにかけて下げ幅を拡大する展開となった。セクター別では全面安となり、特に家庭用品・パーソナル用品や不動産の下落が目立った。

複写機のゼロックス(XRX)は、格付会社のムーディーズが同社格付をジャンク急に下方修正し大幅下落。家電量販店のベストバイ(BBY)は、バンクオブアメリカによる投資判断引き下げを受け下落。投資銀行のゴールドマンサックス(GS)は、マレーシア政府系投資会社である1MDPを巡る巨額不正事件で、同国当局による訴追を受け軟調推移。検索大手のアルファベット(GOOGL)は、NYでのオフィス拡張に10億ドル超を投じることを発表し売られた。

対米外国投資委員会(CFIUS)が通信大手のTモバイル(TMUS)とスプリント(S)の合併計画を承認したと報じられた。

Horiko Capital Management LLC

《FA》

提供:フィスコ

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