新興市場銘柄ダイジェスト:ブライトパスが大幅続伸、Kudanの初値は公開価格の約3.8倍に

材料
2018年12月20日 15時36分

<4424> Amazia 1880 -

公開価格(1320円)を33%上回る1756円で初値を付けた。設立は09年10月。事業内容はフリーミアム型マンガアプリ「マンガBANG!」等のサービス提供。19年9月期の営業利益予想は前期比214.7%増の2.48億円。マンガアプリの継続的成長に注力し、コンテンツの充実などに取り組む。18年9月期末のマンガアプリの累計ダウンロード数は779.5万人(前期比228.6万人増)だった。

<7671> AmidAHD 1342 -

公開価格(1460円)を6.3%上回る1552円で初値を付けた。印鑑及びスタンプを中心とした商材を自社グループサイトなどネット通販サイトで販売するのが事業の柱。19年6月期の営業利益予想は前期比0.8%増の3.20億円。第1四半期実績は0.29億円。子会社が運営するハンコヤドットコムサイトの自然検索順位を上げるための施策や改善、リスティング広告費等の見直しにより、受注客数の獲得を見込む。

<4425> Kudan 13890 -

公開価格(3720円)の約3.8倍となる14000円で初値を付けた。19日に上場したが、買い注文が殺到して取引が成立しなかった。事業内容は人工知覚技術の研究開発及びソフトウェアライセンスの提供。19年3月期の営業損益予想は1.05億円(前期実績は0.03億円の赤字)。第2四半期累計実績は2.07億円で通期予想を上回った。確定案件や見込み案件が一部を除き順調。新規受注案件も計画を上回る水準。

<4594> ブライトパス 206 +14

大幅続伸。完全個別化がん免疫療法に用いる高い治療効果を有するネオアンチゲンを決定するアルゴリズムの高精度化を目指し、東京大学と共同研究契約を締結したと発表。がんゲノム及びがん免疫分野のバイオインフォマティクス研究を進める東大医科学研究所ヒトゲノム解析センターやヘルスインテリジェンスセンターを中心とした研究グループと共同研究を進める。ネオアンチゲンは、がん細胞固有の遺伝子変異を含む抗原。

<2162> nms 302 -12

買い先行もマイナス転換。連結子会社のTKRが米国法人TKR USAを設立し、ソニー<6758>米国法人の事業部門Sony Service and Operations of Americasの機能及び事業、メキシコ生産拠点を譲り受けることを決めたと発表。譲受価額は非公表。nmsグループ初の北中米市場進出を実現するもので、車載関連分野も含めたEMS事業の事業規模拡大につながるとしている。

<2362> 夢真HD 778 +11

続伸。上限270万株(20億円)の自社株買いを行うと発表している。発行済株式総数(自社株式を除く)に対する割合は3.62%。取得期間は20日から19年6月19日まで。機動的な資本政策を遂行することが目的。自社株買いが株主還元策の一環として好感されていることに加え、前日に年初来安値(748円)を付け、値頃感が高まっていることも買いに拍車をかけたようだ。

《DM》

提供:フィスコ

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