ラクオリア創薬---2018年12月期と中期経営計画の業績予想の修正を発表

材料
2018年12月28日 14時15分

ラクオリア創薬<4579>は27日、2018年12月期と中期経営計画の業績予想の修正を発表した。

事業収益について、動物薬のロイヤルティ収入が予想より上回ったものの、当初見込んでいた複数のマイルストン収入が翌期以降にずれ込む公算が大きくなったため、2.85億円減少することなった。事業費用については、委託試験の見直しや経費の削減等により、予想に比べ1.28億円減少する見込みとなった。

これにより、事業収益7.43億円(前回発表予想値比27.7%減)、営業損失11.74億円(前回発表予想値10.18億円の損失)、経常損失11.52億円(同9.96億円の損失)、親会社株主に帰属する当期純損失11.94億円(同10.24億円の損失)に修正した。

また、2019年12月期の業績予想については、事業収益が20.22億円(前回発表予想値19.61億円)、営業利益1.88億円(前回発表予想値1.82億円)、経常利益1.96億円(前回発表予想値2.06億円)、当期純利益1.54億円(前回発表予想値1.34億円)に修正した。

同数値化にあたっては、1)新規契約に伴う「契約一時金」は蓋然性の高い案件だけに限定したほか、2)「マイルストン達成に伴う一時金」については達成時期を改めて精査、3)販売開始の期ずれを考慮した「販売に伴うロイヤルティ」を織り込んだとしている。また、4)不確実性を伴う案件については、一定率のリスクを考慮したという。

一方、2020年12月期の目標値については修正を行わず、前回予想のまま据え置き、平成30年12月期の決算発表時に新しい中期経営計画を公表する予定。

《SF》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.