本日注目すべき【好決算】銘柄 岡山製紙、ユニファミマ (4日大引け後 発表分)

注目
2019年1月7日 7時01分

4日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

岡山製紙 <3892> [JQ]  ★今期経常を50%上方修正

◆19年5月期上期(6-11月)の経常利益(非連結)を従来予想の4億円→5億7000万円に42.5%上方修正。段ボールの需要拡大や原紙需給ひっ迫、値上げ浸透などで、売上高が計画を上回ったことが寄与。中国向け古紙の輸出規制で国内流通量が増加し、古紙価格が下落したことも利益を押し上げた。

併せて、通期の同利益を従来予想の4億円→6億円に50.0%上方修正。増益率が5.1倍→7.7倍に拡大する見通しとなった。予想PERが10.6倍→7.0倍に急低下し、割安感が強まった。

ユニファミマ <8028>   ★今期最終を10%上方修正・最高益予想を上乗せ

◆19年2月期の連結最終利益を従来予想の400億円→440億円に10.0%上方修正。増益率が18.8%増→30.7%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。子会社ユニーの株式売却に伴う繰延税金資産の計上により、税金費用が減少することが利益を押し上げる。税負担の軽減を原資にコンビニ既存店へ戦略什器を前倒し導入するほか、店舗資産の減損損失などを計上する予定。

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