シュッピンは大幅続落、カメラ事業苦戦で19年3月期業績予想を下方修正
シュッピン<3179>は大幅続落し昨年来安値を更新している。8日の取引終了後、19年3月期の単独業績予想について、売上高を353億8100万円から345億8600万円(前期比11.9%増)へ、営業利益を18億4200万円から14億1000万円(同8.2%減)へ、純利益を12億5100万円から9億5500万円(同11.3%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
カメラ事業で新品の売り上げが伸び悩んだことに加えて、買い替えの促進やセールの実施などで中古買い取り・販売を強化した結果、カメラ中古の粗利率が若干の低下となったことが要因としている。
同時に、55万株(発行済み株数の2.30%)、または3億円を上限とする自社株買いを発表した。取得期間は1月9日から4月19日までで、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行及び株主還元策の一環として自社株買いを実施するとしている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)