個人投資家R:1つの手法を極める大切さと大変さ【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家R氏(ブログ「デイトレで勝てない人のためのブログ」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2018年1月11日12時に執筆
こんにちは。前回は自分の目指すトレーダー像を考えることの大切さについて書きました。今回は、そのために「1つの手法を極める大切さと大変さ」についてです。
■1つでいいから大きな武器を作る
自分が目指すトレーダー像が順張りであるのなら、株価が上にブレイクアウトする中でも自信が持てる鉄板パターンを覚えておく必要があります。逆張りをメインとするのなら、どのような下落パターン、急落パターンが鉄板パターンになり得るのか経験から学んでいく必要があります。
デイトレードにおいてこれが絶対に正しいという解はなく、期待値と言われる確率で動き続けるしかありません。60%の勝率で動く人と80%の勝率で動く人とでは、1日で大きな差がつくわけではありませんが、1か月、1年と見ていくととんでもなく大きな差になります。
勝率というのは1回1回のトレードにおける勝敗というわけではなく、勝負に勝つという考え方で見て下さい。順張りの損小利大狙いトレーダーであれば、2勝8敗でも「勝ち」となる可能性がありますからね。
■1つに絞る大変さ
例えば順張り派であっても、自分のよく取引している銘柄が大きな下落を見せた時、ついつい欲しくなってしまうこともあると思います。逆張り派であっても、自分が売った後に上がっていってしまうところを見れば悔しいと思い、悔しさを抑えきれずに再び飛び付いてしまうこともあるでしょう。
自分の手でトレードをする以上、感情が必ず絡んできます。ですから自分で積み上げたロジックを自分で無視、崩壊させてしまうことも少なからずあるのです。そしてきっとそのたびに思うことでしょう。「ルールさえ守れれば勝てるのに」と。
■守れないルールはルールじゃない
1年以上前に触れましたが、守れないルールなど、ルールではありません。そもそもそんなルールを持っているからこそ、うまくいかなかった原因を「ルール無視」に求めてしまい、本質から目をそむけてしまうのです。絶対に守れるものだけをルール化していきましょう。
■自分の手法を貫く
様々な誘惑があるものですが、とにかく自分の手法を1つ完成させましょう。困った時はこの手法がある。そう思えるようになるまで磨いていくのです。完成するまでに横道にそれてしまうと、うまくいかなかった日、負けた日に本当の原因がわからなくなってしまい、完成までの道のりがさらに遠のいてしまいます。
順張りと逆張りを同時にマスター出来ないように、コツコツと大味トレードが同時にマスター出来ないように、手法も複数のものを同時に習得することなど天才型以外は不可能です。地道に一歩一歩進めていくようにしましょう。
いかがだったでしょうか。今回はここまでですが、「デイトレで勝てない人のためのブログ」サイトを開設し、私が使っている負けない手法の内容やお役立ち情報を大量に載せました。
「デイトレ ブログ」で検索すると1ページ目の下部に出てきますので是非ご覧下さい。
また、私たち兄弟のトレーダー人生経験談をノンフィクション小説形式で書いていますので、良かったらこちらもご覧下さい。
・「株で億り人になった弟を持つ男」
・「株で億を4回つかんで4回破産した男」
2つの小説ともタイトルで検索して下さい。
あくまで私個人が勝てるようになった経緯に基づいた個人的な意見になります。参考になるという方もいれば、参考にならない方もいらっしゃると思います。どんな人にも面白いと思ってもらえるような記事作りに励んでいきたいと思いますのでよろしくお願いします。
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執筆者名:R
ブログ名:デイトレで勝てない人のためのブログ
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