東京株式(前引け)=反落、外部環境不透明で目先利食い優勢に

市況
2019年1月16日 11時42分

16日前引けの日経平均株価は前営業日比140円97銭安の2万414円32銭と反落。前場の東証1部の売買高概算は5億9074万株、売買代金概算は1兆367億6000万円。値上がり銘柄数は688、対して値下がり銘柄数は1367、変わらずは73銘柄だった。

きょう前場の東京市場は寄り付きこそ売り買いを交錯させたが、その後は徐々に売り優勢に傾いた。前日の米国株市場ではNYダウなど主要指数が反発したが、英国のEU離脱問題や中国景気減速への懸念がくすぶるなか、目先の利益確定を優先する動きが強まった。きょうは中国・上海株や香港株がマイナス圏で推移していることも全般買い意欲を低下させる背景となっている。全体売買代金も盛り上がりを欠いており、値下がり銘柄数は値上がり銘柄数のほぼ倍となっている。

個別ではファーストリテイリング<9983>が下値模索の展開となり、武田薬品工業<4502>も軟調。オリンパス<7733>も利食われた。資生堂<4911>が軟調、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>も冴えない。古野電気<6814>が急落、エスケイジャパン<7608>も大きく値を下げた。半面、キーエンス<6861>が堅調、ユニー・ファミリーマートホールディングス<8028>も買いが優勢。クボテック<7709>が急騰、TOKYO BASE<3415>はストップ高となった。北の達人コーポレーション<2930>、イオンファンタジー<4343>、メディアドゥホールディングス<3678>なども高い。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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