Shinwa Wise Holdings---2Qは売上高が62.1%増、オークション関連事業が好調

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2019年1月17日 16時15分

Shinwa Wise Holdings<2437>は10日、2019年5月期第2四半期(18年6-11月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比62.1%増の19.62億円、営業利益が0.50億円(前年同期は0.38億円の損失)、経常利益が0.31億円(同0.65億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が0.10億円(同0.73億円の損失)となった。

オークション関連事業において高額美術品を中心とした優良作品のオークションへの出品及び富裕層を中心とした美術品コレクターのオークションへの参加促進に努めた。また、エネルギー関連事業では低圧型太陽光発電施設販売事業に引き続き集中して取り組んだ他、マレーシアにおけるPKS事業の見直し等、グループ全体の安定的な収益の早期確保に向けた体制の構築に努めた。

オークション事業は、オークション会場のリニューアルに伴いオークション開催回数が11回に留まったため、前年同期に比べて出品点数や落札点数が減少した。しかし、エスティメイト下限合計額に対する落札価額合計額の比率や平均落札単価が前年同期に比べて大幅に上昇したことに加え、オークション会場リニューアル及びShinwa Priveの画廊スペース新設記念特別オークションの取扱高が7億円に迫り、落札率も 92.9%となるなど高い実績を上げた。

オークション関連その他事業は、プライベートセール部門では、新たにShinwa Priveの画廊スペースを設け、顧客のニーズにきめ細やかに対応できる体制を整え、高額作品の積極的な取り扱いに努めた。

エネルギー関連事業は、50kW級の低圧型太陽光発電施設販売事業では、利回り商品としての需要により、当第2四半期連結累計期間は15基を販売したが、経済産業省による電力の買取価格は継続的に引き下げられており、収益目線で投資対象となる新たな案件の確保が難しくなっている。マレーシアにおけるPKS事業は、当第2四半期連結累計期間に1万トンを販売するとともに、仕入原価等の見直しに取り組んだ結果、赤字幅は縮小したが、依然改善が必要な状況であり、継続して取り組む。

ウェルスマネジメント分野における米国テキサス州の中古不動産物件紹介事業は、当第2四半期連結累計期間は8件の販売実績となった。また、各事業の販売費及び一般管理費の見直しを行う等、グループ全体の利益体質化に向けた改善に取り組んだ。

2019年5月期通期については、売上高が前期比7.9%増の30.00億円(前回予想比21.1%減)、営業利益が0.74億円、経常利益が0.60億円、親会社株主に帰属する当期純利益が0.50億円と連結業績予想を修正した。

《SF》

提供:フィスコ

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