米中摩擦の緩和期待などで25日線上回る/後場の投資戦略

市況
2019年1月18日 12時17分

日経平均 : 20674.92 (+272.65)

TOPIX  : 1560.92 (+17.72)

[後場の投資戦略]

日経平均は米中摩擦の緩和期待などを背景に大幅反発している。日足チャートでは前日まで上値抵抗となっていた25日移動平均線を上回り、短期筋による先物買いや個人投資家による日経レバETF<1570>買いを誘いやすいところだろう。また、業績下方修正の日本電産が下げ渋りを見せていることで、来週から始まる10-12月期決算発表後のあく抜けにも期待が高まる。前場の日経平均を押し上げた中国・上海総合指数の上昇は足元一服しているものの、後場の日経平均も堅調に推移しそうだ。

短期的に節目の21000円近辺まで戻りを試す場面もありそうだが、来週後半から決算発表が始まることで個別物色の様相が強まるだろう。日本電産<6594>に見られるように株価は業績下振れリスクをかなり織り込んだ水準と考えられるが、米中摩擦の影響等が顕在化するなかで業績動向はセクターや個別企業ごとに強弱が分かれそうだ。(小林大純)

《AK》

提供:フィスコ

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