伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (1月22日記)
日経平均株価の現在の上昇は、2万2000円程度が上値の限界だと考えられます。
2万2000円まで上昇するということではなく、本年が弱気に推移する年になる場合、目先、積極的な上げ場面を継続したとしても、2万2000円程度で上値を抑えられる可能性が高いということです。
本年が弱気に推移する年になる場合、目先は、まだ何通りもの経路を推測できる状況です。
ただ、目先の価格が2万0971円を越えられずに上値を抑えられる展開になるよりも、2万0971円を越える展開になる方が、その後の下げ幅が大きく、下げ期間が長くなる可能性が出てきます。
本日は、すんなりと下げる展開になるか、上昇して2万0971円を越える動きになるかに注目したい場面です。
【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。「株の値動きは4回のうち3回当てられる」(KADOKAWA)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。
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株探ニュース