ソフトバンクグループに上値余地、国内大手証券は「1」でカバレッジ再開
ソフトバンクグループ<9984>は4日ぶりに反落。株価は戻り基調にあっただけに、この日は利益確定売りが出ている様子だ。ただ、市場からは同社株の上値余地を指摘する見方が出ている。SMBC日興証券は21日、同社株の投資判断を「1」でカバレッジを再開した。目標株価は1万2000円としている。株価は世界的なIT関連株の下落の影響を受けて大きく値を下げたが、第3四半期での評価損など短期の悪材料を必要以上に織り込んでおり、割安感は強まっていると指摘。ビジョン・ファンドからの大手ライドシェアなど大型IPOの増加やコンセンサスを上回る業績、米通信大手スプリントの再編の可能性など、19年は同社の評価を高めるポジティブイベントが増加する、とみている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)