23日の株式相場見通し=米株安を嫌気して売り優勢の展開に

市況
2019年1月23日 8時47分

23日の東京株式市場は、世界的な景気減速懸念を背景に、22日の米株式市場でNYダウ平均株価が300ドルを超える大幅安となったことに加え、外国為替市場で円高・ドル安が進行したことを嫌気して売り優勢の展開となりそうだ。

22日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比301.87ドル安の2万4404.48ドルと5日ぶりに反落した。国際通貨基金(IMF)が19年の世界経済成長見通しを下方修正したほか、米中貿易摩擦に対する警戒感が膨らみ3連休明けの米株式市場は下落した。NYダウは一時、400ドルを超す下落となった。アップルやアマゾン・ドット・コムなど主力IT関連銘柄が安く、ジョンソン&ジョンソンは決算発表を受け下落。原油価格の下落を背景にエクソン・モービルやシェブロンが値を下げた。バンク・オブ・アメリカやシティグループなど金融株も安い。半面、マクドナルドやコカ・コーラ、ナイキが上昇した。ナスダック総合株価指数は、同136.872ポイント安の7020.356と5日ぶりに反落した。

日程面では、安倍首相がダボス会議に出席、日韓外相会談、黒田日銀総裁会見、1月の展望リポート、12月と18年の貿易統計、21日時点の給油所の石油製品価格、11月の全産業活動指数、12月の全国百貨店売上高に注目。海外では、米11月のFHFA住宅価格指数が焦点となる。(冨田康夫)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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