明日注目すべき【好決算】銘柄 アジアパイル、イーブック、インソース (25日大引け後 発表分)

注目
2019年1月27日 11時00分

※決算発表の集中期間(1月25日~2月14日)は、『決算特報』を毎日3本配信します。

1.★本日の【サプライズ決算】 速報  <16時>に配信

2.★本日の【サプライズ決算】 続報  <18時>に配信

3.★本日の【イチオシ決算】      <21時>に配信

ご注目ください。なお、配信時間は多少前後します。

25日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

アジアパイル <5288>   ★今期経常を5期ぶり最高益に36%上方修正、配当も3円増額

◆19年3月期の連結経常利益を従来予想の34.5億円→47億円に36.2%上方修正。増益率が15.1%増→56.8%増に拡大し、5期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。国内部門の工事採算が想定以上に改善することが上振れの主因となる。

業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の17円→20円(前期は15円)に増額修正した。予想PERが10.0倍→7.1倍に低下し、割安感が強まった。

明豊ファシリ <1717> [東証2]  ★今期経常最高益予想を21%上乗せ、配当も2.5円増額

◆19年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の6.2億円→7.5億円に21.0%上方修正。増益率が1.6%増→23.0%増に拡大し、従来の5期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。建設コスト削減や工期短縮などを支援するコンストラクション・マネジメントの受注が想定以上に伸び、売上高が計画を10.9%も上回ることが利益を押し上げる。

業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の13.5円→16円に増額修正した。予想PERが13.5倍→10.7倍に低下する一方、期末配当利回りは3.26%に上昇し、割安感が強まった。

ムゲンE <3299>   ★前期経常を38%上方修正

◆18年12月期の連結経常利益を従来予想の37.6億円→52億円に38.3%上方修正。減益率が42.0%減→19.7%減に縮小する見通しとなった。金融機関による融資審査の厳格化が重しとなったものの、値引き販売などが奏功し、売上高は計画を達成した。投資用不動産の利益率が上向いたことに加え、仕入控除税額の計算方法変更に伴う租税公課の減少なども利益を押し上げた。

イーブック <3658>   ★今期経常最高益予想を22%上乗せ

◆19年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の4億6000万円→5億6000万円に21.7%上方修正。増益率が76.2%増→2.1倍に拡大し、従来の6期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。出版社と連携したキャンペーンなどが奏功し、電子書籍配信の売り上げが伸びる。新コミックアプリの導入に伴い広告宣伝費が嵩むものの、利益率の高い電子書籍事業の好調で吸収する。

エムケー精工 <5906> [JQ]  ★今期経常を一転16%増益に上方修正

◆19年3月期の連結経常利益を従来予想の7億円→10億円に42.9%上方修正。従来の18.9%減益予想から一転して15.9%増益見通しとなった。生活機器事業でワイヤレススピーカーなど耳関連商品の販売が好調なうえ、新たに参入した食品加工機械も伸びる。

予想PERが12.0倍→6.9倍に急低下し、割安感が強まった。

インソース <6200>   ★10-12月期(1Q)経常は28%増益で着地

◆19年9月期第1四半期(10-12月)の連結経常利益は前年同期比28.2%増の3.1億円に伸びて着地。講師派遣型研修の実施回数、公開講座の受講者数がともに増加したことが寄与。講師派遣型研修はスキルアップ研修、公開講座はメンタルヘルスやAI・RPAなどIT系が伸長した。上期計画の4.9億円に対する進捗率は64.1%に達しており、業績上振れが期待される。

HIOKI <6866>   ★今期経常は17%増で2期連続最高益、10円増配へ

◆18年12月期の連結経常利益は前の期比29.4%増の34億円で着地。続く19年12月期も前期比17.0%増の39.8億円に伸び、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期は自動車電装化や産業機械の高性能化に伴う設備投資需要の増加を背景に、主力の電子計測器などの販売が伸び、3期連続の増収増益を見込む。

業績好調に伴い、今期の年間配当は前期比10円増の90円に増配する方針とした。

キムラユニテ <9368>   ★4-12月期(3Q累計)経常が50%増益、対通期進捗率92%

◆19年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比49.8%増の19.3億円に拡大して着地。主力の物流サービスでトヨタ自動車 <7203> 向けに格納器具や包装作業の受注が増えたことが寄与。北米子会社の業績が回復したことも大幅増益に貢献した。

通期計画の21億円に対する進捗率は92.2%に達しており、業績上振れが期待される。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.