医学生物が急反落、第3四半期営業利益は大幅増益で通期計画上回るも材料出尽くし感強まる

材料
2019年1月30日 10時33分

医学生物学研究所<4557>が急反落している。29日の取引終了後に発表した第3四半期累計(18年4~12月)連結決算は、売上高60億2300万円(前年同期比12.9%増)、営業利益3億2300万円(同98.3%増)、最終利益1億4800万円(同36.5%増)と大幅増益となったが、目先の材料出尽くし感が強まったことに加えて、株価は前日まで8日続伸していることもあって、この日は利益確定売りが出ているようだ。

国内で4月に発売したがん関連検査試薬「MEBGEN RASKET-B」や、主力の自己免疫疾患検査試薬の売り上げが大きく伸長したほか、中国市場で材料・素材及び中間体などの企業向けマテリアルの売り上げが好調に推移したことが売上高・利益を押し上げた。今期から中国子会社が現地メーカー向け中間体の商業生産を開始したことも寄与し、大幅増益を達成した。

なお、19年3月期通期業績予想は、売上高76億円(前期比7.5%増)、営業利益2億3000万円(同90.2%増)、最終損益6100万円の赤字(前の期5900万円の赤字)の従来見通しを据え置いている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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