JBCCホールディングス---3Qも2ケタ営業増益、ビジネスの拡大、収益性の向上に引き続き取り組む

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2019年2月1日 13時05分

JBCCホールディングス<9889>は1月31日、2019年3月期第3四半期(18年4-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比11.5%減の428.29億円、営業利益が同27.8%増の20.05億円、経常利益が同34.1%増の21.29億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同44.2%増の14.59億円となった。

昨年、連結子会社イグアスの全株式を売却したことで、ディストリビューション分野の事業活動は行っていない。ディストリビューション分野を除いた売上高の前年同期比は2.9%増である。

情報ソリューション分野の売上高は前年同期比3.0%増の410.09億円となった。システム開発では、超高速開発やクラウドネイティブ開発等の新システム開発が前年を想定以上に上回った。サービスビジネスでは、セキュリティサービスやヘルプデスク等の運用サービスが伸長した。システムでは、Windows10更新が堅調に推移し、次世代プラットフォームでの付加価値の高いビジネスに注力したことが利益率向上に貢献した。クラウドでは、AI関連サービスでのビジネスパートナーとの協業の効果等で堅調に推移した。

製品開発製造分野の売上高は前年同期比0.9%増の18.20億円となった。JBソフトウエアは、社内外のシステム間連携を効率化し情報の利活用を実現する「Qanat 2.0」等が伸張した。生産管理システム「R-PiCS」は、導入や開発が前年と同水準で推移した。ハードウェアは、主力のインパクトプリンターの需要が縮小傾向にある中、コスト削減の取り組みを継続するとともに、顧客へのリプレース活動の促進等による拡販施策を推進した。

2019年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比9.2%減の573.00億円、営業利益が同19.1%増の24.55億円、経常利益が同24.3%増の25.30億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同32.3%増の15.70億円と、直近に公表された業績予想からの修正はない。

《MH》

提供:フィスコ

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