ハウス食Gが急反発、19年3月期最終利益予想の上方修正と自社株買いを好感

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2019年2月1日 13時15分

ハウス食品グループ本社<2810>が急反発している。1月31日の取引終了後、19年3月期の連結業績予想について、純利益を116億円から137億円(前期比46.5%増)へ上方修正したことが好感されている。

海外食品事業が進出各エリアで事業規模を拡大したほか、香辛・調味加工食品事業、外食事業、その他食品関連事業も足もとで堅調に推移していることから、売上高は3017億円(同3.4%増)、営業利益は180億円(同10.5%増)の従来見通しを据え置いた。なお、純利益の上方修正は、第4四半期に投資有価証券の売却などによる特別利益を計上する見込みであることが要因としている。

同時に発表した第3四半期累計(18年4~12月)決算は、売上高2256億1900万円(前年同期比1.6%増)、営業利益157億6400万円(同9.6%増)、純利益102億5400万円(同16.8%増)だった。

また、200万株(発行済み株数の1.95%)、または90億円を上限とする自社株買いを発表しており、これも好材料視されている。取得期間は2月1日から3月22日までで、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行するとともに、資本効率の向上と株主還元の充実を図るのが狙いとしている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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