プロネクサス---3Q増収、投資家への情報提供に関連する製品に加え、大型IPO受注やファイナンスの増加が寄与

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2019年2月1日 18時24分

プロネクサス<7893>は1月31日、2019年3月期第3四半期(18年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比2.9%増の182.34億円、営業利益が同9.3%減の25.44億円、経常利益が同14.3%減の26.29億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同10.1%減の17.35億円となった。

当第3四半期は、コーポレートガバナンス・コードを背景とした投資家への情報提供強化の動きがより幅広い企業に浸透し、関連製品の売上が増加した。また、大型のIPO受注やファイナンスの増加も寄与したほか、18年11月1日付で連結子会社化したアイ・エヌ情報センターの売上が新たに加わった。これらの増収が投資信託関連製品の減収や、前期のスポット受注の反動減等マイナス要因を補い増収となった。利益面では、大型の印刷案件受注増等による外注費の増加や、体制強化に伴う労務費・人件費の増加を主因として、売上原価・販管費の増加が増収を上回り、減益となった。

同社グループの売上の約3分の2を占める上場会社向け製品・サービスは、顧客の約65%が3月決算会社であるため、決算及び株主総会関連製品の受注が第1四半期連結会計期間(4-6月期)に集中する。このため、例年、第1四半期連結会計期間の売上が年度全体の約4割を占め、第3四半期連結会計期間の売上は2割程度にとどまる。

2019年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比2.4%増の230.00億円、営業利益が同10.4%増の28.00億円、経常利益が同1.4%減の28.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同5.2%増の19.70億円とする期初計画を据え置いている。

《MH》

提供:フィスコ

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