明日注目すべき【好決算】銘柄 アルゴグラフ、日ダイナミク、EAJ (1日大引け後 発表分)

注目
2019年2月3日 11時00分

1日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

アルゴグラフ <7595>   ★今期経常を19%上方修正・最高益予想を上乗せ

◆19年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比41.3%増の38.9億円に拡大して着地。自動車業界の研究開発投資や半導体業界の設備投資需要の活発化を背景に、3次元設計システム(CAD)の販売が好調だったうえ、保守サービスも伸びた。人件費増加を吸収し、大幅増益を達成した。

業績好調に伴い、通期の同利益を従来予想の41.8億円→49.8億円に19.1%上方修正。増益率が3.5%増→23.4%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

テンポイノベ <3484>   ★4-12月期(3Q累計)経常が80%増益で着地

◆19年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常利益(非連結)は前年同期比79.9%増の5億2900万円に拡大して着地。飲食店向けに特化した店舗賃貸事業で転貸借契約件数が増加し、賃貸収入や手数料収入が伸びたことが寄与。

通期計画の5億7400万円に対する進捗率は92.2%に達しており、業績上振れが期待される。

日ダイナミク <4783> [JQ]  ★4-12月期(3Q累計)経常が31%増益で着地

◆19年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比30.9%増の8億5100万円に拡大して着地。システム開発の案件獲得が進んだうえ、サポート&サービス事業も伸長したことが寄与。プロジェクト管理の強化などで採算が改善したことも利益拡大に貢献した。

通期計画の9億5000万円に対する進捗率は89.6%に達しており、業績上振れが期待される。

EAJ <6063> [JQ]  ★前期経常を41%上方修正

◆18年12月期の連結経常利益を従来予想の1億円→1億4100万円に41.0%上方修正。増益率が2.6倍→3.7倍に拡大する見通しとなった。海外出国者数の増加を背景に、医療アシスタンスサービスが好調だったうえ、外国人患者受入事業も伸長したことが寄与。人件費の増加やカナダの新アシスタンスセンター設置費用などを吸収し、大幅増益を達成した。

タクミナ <6322> [東証2]  ★今期経常最高益予想を13%上乗せ、配当も5円増額

◆19年3月期の連結経常利益を従来予想の12.2億円→13.8億円に13.1%上方修正。増益率が32.9%増→50.3%増に拡大し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。今期業績の上方修正は昨年11月に続き、2回目。電子材料など向けの高精密ダイヤフラムポンプを中心に定量ポンプの高付加価値品の販売が想定より伸びることが寄与。

業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の40円→45円(前期は35円)に増額修正した。

日本アンテナ <6930> [JQ]  ★今期経常を2.4倍上方修正

◆19年3月期の連結経常利益を従来予想の2.7億円→6.5億円に2.4倍上方修正。増益率が74.2%増→4.2倍に拡大する見通しとなった。通信事業者向け基地局アンテナや通信モジュール用アンテナなどの販売が伸び、売上高が計画を10.1%も上回ることが寄与。継続的なコスト削減も上振れに貢献する。

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