<動意株・6日>(前引け)=資生堂、プロパティA、平河ヒューテック

材料
2019年2月6日 11時38分

資生堂<4911>=大幅高で5連騰。同社は国内外で化粧品の高級ブランドを展開するが、中国向け需要が高水準で収益に寄与している。ここ米中貿易摩擦問題を背景とした中国景気の減速懸念が株価に重荷となっていたが、目先的には米中両国の貿易協議の進展に対する期待感が浮上、同社など中国関連株に追い風となっている形だ。きょう予定されるトランプ米大統領の一般教書演説では、中国との貿易協議に触れる可能性があり、それが懸念後退につながるとの思惑から買い戻しが加速している。

プロパティエージェント<3464>=急騰。同社が5日の取引終了後に発表した第3四半期累計(18年4~12月)単独決算が、売上高135億7200万円(前年同期比35.8%増)、営業利益10億6100万円(同89.9%増)、純利益5億4300万円(同2.5倍)と大幅増益だったことが好感されている。投資用マンションブランド「クレイシア」シリーズ266戸(前年同期269戸)、居住用コンパクトマンションブランド「ヴァースクレイシア」シリーズ83戸(同7戸)、都市型アパートブランド「ソルナクレイシア」シリーズ2棟、その他102戸を販売したことで、主力の不動産開発販売事業が好調だった。また、自社開発物件竣工販売後の確実な賃貸管理戸数の増加及び受託組合数の増加によりプロパティネジメント事業も堅調だった。

平河ヒューテック<5821>=一時ストップ高。同社が5日の取引終了後に発表した第3四半期累計(18年4~12月)連結決算が、売上高206億3600万円(前年同期比5.8%増)、営業利益20億9900万円(同23.4%増)、純利益15億3000万円(同1.6%増)と大幅増益となったことが好感されている。車載ケーブル及びエネルギー産業関連ケーブルなどの売り上げが堅調に推移し、高水準で推移する銅価格など原料高を吸収した。また、医療用特殊チューブの伸長も寄与した。なお、19年3月期通期業績予想は、売上高274億円(前期比5.4%増)、営業利益26億円(同19.7%増)、純利益20億円(同11.0%増)の従来見通しを据え置いている。同時に、19年3月末の株主から株主優待制度を新設すると発表しており、これも好材料視されている。

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出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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