NY為替:欧州の政治・経済への不安でユーロ売り強まる

通貨
2019年2月12日 7時15分

11日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円20銭から110円47銭まで上昇し、110円38銭で引けた。米中貿易協議再開への期待で米債利回り上昇に伴うドル買い・円売りが優勢となった。ただ、米国政府機関が再度閉鎖されるリスクに直面しており、リスク選好的なドル買いは110円台前半で一服した。

ユーロ・ドルは、1.1315ドルから1.1267ドルまで下落し、1.1276ドルで引けた。域内経済の成長減速懸念や反欧州連合(EU)派が勢力を強めているとの報告が嫌気され、ユーロ売りに拍車がかかった。ユーロ・円は、124円88銭まで上昇後、124円42銭まで下落。ポンド・ドルは、1.2914ドルから1.2845ドルまで下落。予想を下回った昨年10-12月期の英国内総生産(GDP)を嫌気したポンド売りが加速した。ドル・スイスは、1.0032フランから1.0054フランまで上昇した。

《MK》

提供:フィスコ

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