<注目銘柄>=TIS、受注環境良好で業績上振れに期待

材料
2019年2月13日 10時01分

TIS<3626>は好決算を背景に株価の先高感を強めている。

2月4日に発表した第3四半期累計(18年4~12月)連結決算は、経常利益255億1600万円(前年同期比22%増)だった。エネルギー系をはじめとして幅広い顧客の投資拡大の動きを受けた産業IT分野の受注が好調に推移。これに加えて、採算性重視の戦略により、売上総利益率が21.9%と前年同期比1.7ポイント改善したことが寄与した。

19年3月期通期業績予想は、会社側では経常利益355億円(前期比8%増)を見込むが、引き続き産業IT分野やサービスIT分野の受注環境良好が見込まれることから、市場予想では同370億円前後への上振れを予想。続く20年3月期は先行投資の拡大が続くサービスITの増益転換により400億円台乗せが期待できる。21年3月期以降は、社内システム統合によるシステム運用コストの削減効果も利益に上乗せされよう。(仁)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.