アイナボホールディングス---1Q営業利益は2ケタ増、各セグメントが順調に推移

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2019年2月13日 12時20分

アイナボホールディングス<7539>は8日、2019年9月期第1四半期連結決算を発表した。売上高が前年同期比5.4%増の167.85億円、営業利益が同14.2%増の5.08億円、経常利益が同16.5%増の5.66億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同0.6%減の3.11億円となった。

戸建住宅事業の売上高は前年同期比0.6%増の145.08億円、セグメント利益は同10.7%増の7.01億円となった。建材販売は、自社ブランドタイルのスペックインが増加し、利益率の改善が図られた一方、タイル販売全体の需要は横ばいとなった。また、重点商材であるサッシ販売は、前年は上回ったものの目標数値には届かなかった。建材工事は、外壁タイル工事の需要は堅調に推移したが、技能工の慢性的な不足により、受注量は増加したが、サイディング工事の完成高は減少した。住宅設備機器関連販売及び工事は、浴室・厨房用商品及び衛生陶器の販売・工事は堅調に推移した。重点課題である新規工務店開拓については、件数は前年を上回ったが、販売額は前年を下回った。

大型物件事業の売上高は同51.4%増の22.76億円、セグメント利益は同137.4%増の1.47億円となった。タイル工事は、手持ち工事が順調に進行した。住宅設備工事については、大型マンション物件やホテル向けの工事が順調に進行したことに加え、リニューアル工事の受注が増加した。空調衛生設備工事は、官公庁からの受注が堅調に推移した。

2019年9月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比10.4%増の698.00億円、営業利益が同21.3%増の18.50億円、経常利益が同20.5%増の20.60億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同15.9%増の12.90億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

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