★本日の【イチオシ決算】 テンポイノベ、はてな、HIS (2月28日)

注目
2019年2月28日 19時48分

1)本日(2月28日)引け後に発表された決算・業績修正

● イチオシ決算

【テンポイノベ <3484> 】 ★今期経常最高益予想を20%上乗せ、配当も6円増額

◆19年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の5.7億円→6.9億円に20.2%上方修正。増益率が43.1%増→72.1%増に拡大し、従来の6期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。今期業績の上方修正は昨年10月に続き、2回目。不動産業者との関係強化が奏功し、好採算物件の確保が進んだことに加え、リーシング業務で成約件数が増加したことも収益を押し上げる。

業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の8円→14円(前期は8円)に大幅増額修正した。

● サプライズな決算発表・業績修正

はてな <3930> [東証M]  ★上期経常が2.1倍増益で着地

◆19年7月期第2四半期累計(18年8月-19年1月)の経常利益(非連結)は前年同期比2.1倍の2億5900万円に急拡大して着地。オウンドメディア構築ツールを新規に導入する企業が増加し、システム利用料などが拡大したことが寄与。システム開発受託や保守運用サービス、サーバー監視サービスの売上成長も業績拡大に貢献した。また、はてなブログの有料プランなどの課金収入も好調だった。

通期計画の3億5300万円に対する進捗率は73.4%に達しており、業績上振れが期待される。

HIS <9603>   ★11-1月期(1Q)経常は31%増益で着地

◆19年10月期第1四半期(18年11月-19年1月)の連結経常利益は前年同期比31.4%増の51.9億円に拡大して着地。座席供給数の回復によるグアム行きの復調や欧州の好調継続などで、海外旅行取扱高が増加したことが寄与。前期に買収した新規連結会社の業績上積みなども大幅増益に貢献した。

併せて、ハウステンボスとハウステンボス・技術センターの子会社2社が東証への新規上場の申請に向けた準備を開始したことを明らかにした。

2)3月1日の決算発表銘柄(予定) ★は注目決算

■引け後発表

◆第1四半期決算:

<2198> アイケイケイ

<4627> ナトコ [JQ]

<6309> 巴工業

<7279> ハイレックス [東2]

◆第2四半期決算:

<8057> 内田洋

◆第3四半期決算:

<2593> 伊藤園       ★

<2910> Rフィールド

<4750> ダイサン [東2]

合計8社

※「株探」では、株価、PER、利回りなどを併記した【決算発表・業績修正】銘柄一覧をご覧いただけます。

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決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
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