★本日の【イチオシ決算】 昭電線HD、TBSHD、泉州電 (3月4日)

注目
2019年3月4日 19時20分

1)本日(3月4日)引け後に発表された決算・業績修正

● イチオシ決算

【昭電線HD <5805> 】 ★今期経常を一転2%増益に上方修正、配当も2円増額

◆19年3月期の連結経常利益を従来予想の45億円→50億円に11.1%上方修正。従来の8.0%減益予想から一転して2.2%増益見通しとなった。今期業績の上方修正は昨年7月に続き、2回目。米中貿易摩擦や中国の景気減速などの影響が想定よりも限定的であることが上振れの要因。

業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の5円→7円(前期は5円)に大幅増額修正した。

● サプライズな決算発表・業績修正

ゼネラルパ <6267> [JQ]  ★今期経常を15期ぶり最高益に50%上方修正、配当も5円増額

◆19年7月期の連結経常利益を従来予想の4億円→6億円に50.0%上方修正。増益率が6.4%増→59.6%増に拡大し、15期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。自動化・省力化ニーズの高まりを背景に設備投資需要が増加するなか、包装機械の受注が想定より伸び、売上高が計画を15.3%も上回ることが利益を押し上げる。

業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の45円→50円(前期は44円)に増額修正した。予想PERが12.8倍→8.2倍に急低下し、割安感が強まった。

TBSHD <9401>   ★今期最終を18期ぶり最高益に40%上方修正、配当も1円増額

◆19年3月期の連結最終利益を従来予想の175億円→245億円(前期は171億円)に40.0%上方修正。増益率が1.9%増→42.6%増に拡大し、18期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。保有する投資有価証券の売却に伴い、売却益101億円が発生することが最終利益を押し上げる。

併せて、今期の年間配当を従来計画の32円→33円(前期は30円)に増額修正した。

泉州電 <9824>   ★11-1月期(1Q)経常は29%増益で着地

◆19年10月期第1四半期(18年11月-19年1月)の連結経常利益は前年同期比29.5%増の11.3億円に伸びて着地。主原料である銅価格の下落で販売価格が低下したものの、民間設備投資向けや建設向け電線・ケーブルの出荷が増加したことが収益を押し上げた。

2)3月5日の決算発表銘柄(予定)

■引け後発表

◆第1四半期決算:

<2695> くら

<7605> フジコーポ

◆第3四半期決算:

<3770> ザッパラス

<9627> アインHD

合計4社

※「株探」では、株価、PER、利回りなどを併記した【決算発表・業績修正】銘柄一覧をご覧いただけます。

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