上昇トレンドに乗る【低PBR】 12社選出 <テクニカル特集> 3月8日版
8日の東京株式市場はリスク回避の売り圧力が一気に高まった。日経平均株価は売り先行で始まった後も一貫して水準を切り下げ、一時2万1000円台を割り込む場面もあった。世界景気の減速が改めて意識されるなか、3月決算期末を控えていることもあり、主力株を中心に機関投資家が持ち高を減らす動きを強めた。また、海外ファンドの先物を絡めた売り圧力も顕在化し、現物株もこれに引きずられる格好となった。日経平均終値は前日比430円安の2万1025円と大幅安で4日続落。東証1部の値上がり銘柄数は107、値下がり銘柄数は2003、変わらずは23。
本特集では、東証1部で上昇トレンドを堅持している(25・75・20日移動平均線の全てが上昇)銘柄は、69社に上る(8日終値ベース)。その中から、企業の持つ株主資本(純資産)からみた株価指標で、理論上の解散価値を示す「PBR」に注目し、PBRが東証1部平均の 1.21倍を下回る上値余地のあるとみられる 12社を選出しました。テクニカル指標も併せて吟味し、注目してはいかがでしょう。
⇒⇒ 2部・新興市場を含めた全銘柄版「移動平均線上昇トレンド」も、併せてご活用ください。
銘柄名 PBR PER
<8118> キング 0.51 13.2
<3863> 日本紙 0.68 -
<1884> 日道路 0.74 14.2
<9301> 三菱倉 0.85 22.3
<9364> 上組 0.93 17.0
<4901> 富士フイルム 1.00 15.7
<5273> 三谷セキ 1.02 11.4
<7011> 三菱重 1.08 14.9
<1952> 新日空調 1.09 11.9
<9605> 東映 1.09 20.5
<6701> NEC 1.16 39.6
<6817> スミダコーポ 1.20 11.5
※当情報は参考資料・データとして提供しております。売買に関する最終決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
株探ニュース