東京為替:ドル・円は小じっかり、日本株高で円売り基調維持

通貨
2019年3月14日 12時21分

14日午前の東京市場でドル・円は小じっかり。英国の合意なき欧州連合(EU)離脱が回避され、日本株高を背景に円売り基調が続いた。ドル・円は、朝方の取引111円10銭台を付けた後、英国のEU強硬離脱による混乱が回避されたことで円売りが先行。今晩採決されるブレグジットの期限延長への思惑から日本株高・円売りの基調となり、ドルは111

円半ばまで上昇した。

ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いが続き、目先の日本株高継続を期待した円売りが観測される。ただ、上海総合指数や欧米株式先物のマイナス圏推移のほか、米10年債利回りの伸び悩みで、ドルの上昇は抑えられているもよう。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は111円15銭から111円49銭、ユーロ・円は125円91銭から126円27銭、ユーロ・ドルは1.1323ドルから1.1337ドルで推移した。

【要人発言】

・クーレ欧州中銀(ECB)理事

「イタリア経済はユーロ圏にとって脅威ではない」

・中国国家統計局

「多くの外部不確実性に直面」

「依然として経済の下振れ圧力が残る」

「1-2カ月の経済成長は妥当なレンジ」

【経済指標】

・中・2月鉱工業生産(年初来):前年比+5.3%(予想:+5.5%、1月:+6.2%)

・中・2月小売売上高(年初来):前年比+8.2%(予想:+8.2%、1月:+9.0%)

《MK》

提供:フィスコ

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