マザーズ先物概況:大幅下落、米国株安などを映して売り優勢、2週間ぶりに900pt割れ
25日のマザーズ先物は前週末比16.0pt安の897.0ptと大幅に下落し、11日以来半月ぶりに900ptを割り込んで終了した。高値は900.0pt、安値は878.0pt、取引高は2961枚。
本日のマザーズ先物は、前週末の米国株安や為替の円高推移といった外部環境の不安定さを背景に売りが優勢となった。前週末の米国市場では世界景気の減速懸念を映して主要株価指数は大幅安となったほか、日経平均も21000円の大台を割り込むなど株安連鎖が続いていることから、リスク回避姿勢が強まるとマザーズ先物にも売りが波及した。また、約1カ月半ぶりに1ドル=109円台後半まで円高が進んだことも売り材料視された。
本日のマザーズ市場では、連日ストップ高を演じた反動から利食い売りが続いた窪田製薬HD<4596>が続落し値下がり率トップとなったほか、5日線を下回ったバリューゴルフ<3931>が大幅反落しこれに続いた。一方、本日新規上場したGDH<4437>は値付かずで初値持ち越しとなった。
《DM》
提供:フィスコ