北越コーポ反発、セルロースナノファイバーと炭素繊維を融合させた複合材料を開発
北越コーポレーション<3865>が反発している。25日の取引終了後、セルロースナノファイバー(CNF)と炭素繊維を融合させた新しい複合材料を開発したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。
新開発の複合材料は、オールセルロースのCNF強化材料であるバルカナイズドファイバー(VF)に炭素繊維を少量配合。これにより周囲環境の変化による伸縮を抑制しつつ、加工適性及び強度を維持し、従来のVFに比べて2割ほど軽量化した複合素材を開発することに成功したという。現在は、子会社の北越東洋ファイバーで既に量産技術を確立し、顧客ニーズに対応するためカスタマイズを進めており、自動車部品、電子機器部品・筐体、建材などへの応用を図っているという。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)