テクニカルから見た日経平均の下値目途は、SMBC日興証券(花田浩菜)

経済
2019年3月26日 11時23分

こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

3/26付の「DailyOutlook」では、日経平均の下値目途について考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『日本株市場は、昨年末にかけて世界的な景気減速懸念の織り込み調整が進行。その後、米金融政策姿勢の変更などを好感して上昇基調に転じたが、足元は一服状態にある』と伝えています。

続けて、テクニカル面から日経平均を見ると、3月4日高値からの押しは、昨年12月26日安値を起点とした上昇波動の調整と考えられることを挙げ、『これを踏まえた下値目途として、3月4日高値から11日安値への下落幅を3月22日高値から同値幅押した20,790円が挙げられる。また、同水準は、昨年12月安値から3月4日高値までの38.2%押し20,748円とも概ね一致する。一方、これらの水準を下回った場合は、同半値押し水準である20,404円などが次の下値目途として挙げられる』と分析しています。

さらに、『そうした中、本日は3月末に権利確定日を迎える銘柄の権利付最終売買日となる。最後の駆け込みで配当狙いの投資資金が動く場面もありそうだ。一方、投資家の視点は、来月に本格化する19/3期通期決算発表に移っていこう。合わせて発表される20/3期会社計画は慎重なものに留まることが想定されるが、懸念先行により、「想定の範囲内」あるいは「懸念したほどではない」と受け止められることで「出尽くし感」につながる可能性がある。足元は「懸念」から、「回復期待」にシフトする端境期と考える』とまとめています。

最後にレポートでは、『日経平均の下値目途』を紹介しています。詳しくは3/26付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜

《ST》

提供:フィスコ

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