小僧寿しは急反落、東証が上場廃止にかかる猶予期間入り銘柄に指定
小僧寿し<9973>は急反落している。東京証券取引所が27日の取引終了後、小僧寿し株式を上場廃止にかかる猶予期間入り銘柄に指定したことで処分売りの動きが広がっているようだ。
東証によると、18年12月期において債務超過の状態であることが確認されたためという。なお、猶予期間は19年1月1日から12月31日までで。
会社側では、主力事業である持ち帰り寿司店「小僧寿し」「茶月」店舗の更なるリブランド推進や、デリバリー事業の推進として複合型宅配事業店舗の新規出店推進、本部機能の統合による経費削減などを実施し収益構造を抜本的に改革することに加えて、新株予約権の発行などによる増資の実施を行うことで、速やかに債務超過の解消を目指すとしている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)