第一三共はS高、DS-8201に関しアストラゼネカとグローバル開発及び販売で提携

材料
2019年3月29日 9時43分

第一三共<4568>はストップ高の5100円に買われている。この日の寄り前に、開発中の抗がん剤「トラスツズマブ デルクステカン」(DS-8201)に関して、英アストラゼネカ社とグローバル開発及び商業化契約を締結したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。

今回締結した契約により両社は、第一三共が独占的権利を有する日本を除く全世界において、同剤の単剤療法及び併用療法を共同で開発し商業化することを目指すという。これに伴い、アストラゼネカは第一三共に13.5億ドル(約1485億円)の契約一時金を支払うほか、開発マイルストンの達成などにより最大38億ドル(約4180億円)と、販売マイルストンの達成により最大17.5億ドル(約1925億円)を支払うとしており、全ての開発及び販売マイルストンなどが達成された場合、第一三共は最大で69億ドル(7590億円)を受け取ることになる。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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