伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (4月2日記)
日経平均株価は、昨晩のNYダウの上昇から、本日の寄り付き値が昨日の高値付近となる公算です。
昨日の上ヒゲで強く上値を抑えられなかった動きが現時点での下げにくさを示しているので、本日は3月4日の高値2万1860円を試す動きになる展開を考えておく必要が出てきます。
2万1860円を超える可能性があるなら、本日は寄り付き後、すぐに上昇を開始して午前中に2万1860円を超える展開になる公算です。
この上昇では、まだ新たな上昇が始まったことを示すサインにはなりません。
本日、戻り高値を超える場合、明日、上昇を継続できるかが、目先の上げ余地を判断するポイントになります。
【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。
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