あさひが大幅反落、19年2月期は2ケタ営業増益も従来予想を下回る
あさひ<3333>が大幅反落している。1日の取引終了後に発表した19年2月期単独決算は、売上高574億6000万円(前の期比7.2%増)、営業利益39億1500万円(同14.3%増)、純利益23億6000万円(同15.1%増)と2ケタ増益だったものの、従来予想の営業利益41億2000万円に届かなかったことがネガティブ視されているようだ。
前期は関東地域に7店舗を出店したのをはじめ全国に15店舗を出店。また、電動アシストスポーツサイクルや、シニア・シルバー向け商材などの品揃えを強化したほか、ライフスタイル提案型の売り場構築などに取り組んだことで、既存店売上高は前の期比3.0%増となり、業績を押し上げた。ただ、客数の伸び悩みなどがあり、計画を下振れたようだ。
なお、20年2月期は、売上高612億円(前期比6.5%増)、営業利益42億円(同7.3%増)、純利益27億円(同14.4%増)を見込む。9店舗を出店するほか、電動アシスト自転車やスポーツサイクルなど高付加価値商品へのシフトが進むことが利益を押し上げると予想している。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)