8日の株式相場見通し=米株高を好感して買い優勢のスタート

市況
2019年4月8日 8時44分

8日の東京株式市場は、米国をはじめとした世界的な株高の流れのなかで、買い優勢のスタートとなりそうだ。とくに、米株式市場で半導体関連株の堅調さが目立ったことから、東京市場でもハイテク関連株が全体相場の牽引役となりそうだ。8日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=111円70銭を挟んだ水準での推移となっている。

5日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比40.36ドル高の2万6424.99ドルと3日続伸した。3月の雇用統計は、非農業部門の雇用者数が予想を上回り増加し堅調だった。米原油価格の上昇を受け石油・エネルギー株が買われ、米中通商協議への期待から資本財株も値を上げた。エクソン・モービルやシェブロンなど石油株が買われ、キャタピラーやスリーエムがしっかり。アマゾン・ドット・コムやエヌビディアが上昇、アナリストの強気判断でソーシャルメディア企業のスナップが買われた。半面、アルファベット(グーグル)が安く、JPモルガン・チェースやシティグループなど銀行株が値を下げた。ナスダック総合株価指数は、前日比46.908ポイント高の7938.692と反発した。

日程面では、組込み製品のソフトウェア及びリアルタイムOSの受託開発と販売、組込みソフトウェア等の研究開発を手掛けるヴィッツ<4440>が東証マザーズ市場に新規上場する。

このほかに、2月の国際収支、3月の消費動向調査、3月の景気ウォッチャー調査に注目。海外では、米2月の製造業受注が焦点となる。(冨田康夫)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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