システムインテグレータ---19/2期は経常利益が12.3%増、主要3事業ともに事業環境が良好で増収増益
システムインテグレータ<3826>は12日、2019年2月期決算を発表した。売上高が前期比7.9%増の40.66億円、営業利益が同9.9%増の5.44億円、経常利益が同12.3%増の5.57億円、当期純利益が同67.4%増の5.78億円となり、売上高・経常利益ともに過去最高業績を更新した。
各事業の売上高・利益とも順調に推移。Object Browser事業の売上高は前期比17.8%増の7.40億円、営業利益は同25.6%増の3.39億円となった。データベース開発支援ツール「SI Object Browser」とデータベース設計支援ツール「SI Object Browser ER」が安定した収益源となっている。統合型プロジェクト管理ツール「SI Object Browser PM」は、導入企業実績170社を超えた。アプリケーション設計ツール「SI Object Browser Designer」も徐々に販売を拡大している。製品の保守サポートは、ストック型ビジネスとして安定した事業収益をあげている。
EC・オムニチャネル事業は、ECサイト構築パッケージ「SI Web Shopping」を主力製品として構成しており、売上高で前期比3.7%増の7.25億円、営業利益で同52.6%増の1.36億円となった。
ERP事業は、主力商品のWeb-ERPパッケージ「GRANDIT」を主力製品として構成しており、売上高で前期比6.1%増の25.88億円、営業利益で同4.1%増の2.06億円で着地した。
2020年2月期通期については、売上高が前期比13.1%増の46.00億円、営業利益が同10.3%増の6.00億円、経常利益が同8.1%増の6.03億円、当期純利益が同27.1%減の4.22億円を予想している。税効果による増益の影響がなくなるため、当期純利益で前期比減を見込んでいる。
《SF》
提供:フィスコ