伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (4月16日記)
日経平均株価の昨日の高値が戻り高値となって本日の価格が下げる展開になるパターンは、寄り付き後、すぐに戻り高値をつけて下降を開始する動きです。
寄り付き後の価格が上昇すると、昨日、戻り高値を大きく上回って上昇している動きが強調されるため、弱いという見方が難しくなります。
本日は、寄り付き後の価格が上昇を開始する場合、そのまま上昇して引けるか、上値を抑えられる場合でも、いったん大きく上昇して、上ヒゲの長い線になる可能性があると見ておきます。
【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。
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