外為サマリー:1ドル112円10銭台に上昇、株高を受けドル買い・円売りが流入

通貨
2019年4月17日 10時43分

17日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=112円12銭前後と前日午後5時時点に比べ20銭強のドル高・円安となっている。

16日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=112円00銭前後と前日に比べて5銭程度のドル安・円高だった。日米通商交渉の行方を見極めたいとして積極的な売買は手控えられ、17日の中国1~3月期国内総生産(GDP)発表を前にした動きにくさもあった。同日に発表された米3月鉱工業生産が市場予想を下回ったことからドルは一時111円90銭前後へ下落したが、下値には買いが入り、売り一巡後は112円ラインに値を戻した。

東京市場はこの流れを引き継ぐかたちでスタートしたものの、日経平均株価が続伸して始まるとリスク選好的なドル買い・円売りが流入。また、日米通商交渉後の会見で茂木敏充経済財政・再生相が「自動車の追加関税について、交渉中は発動しないことを再確認した」と述べたことなどが伝えられていることも安心感を誘ったようで、午前9時10分過ぎには112円16銭まで上昇する場面があった。

ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1285ドル前後と同0.0020ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=126円52銭前後と同横ばい圏で推移している。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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