<マ-ケット日報> 2019年4月25日

市況
2019年4月25日 16時54分

25日の市場は日経平均が反発。終値は前日比107円高の2万2307円で、今月17日以来、約1週間ぶりに年初来高値を更新した。前日の米国株は小甘く取引を終えたが、円相場が1ドル=112円台へ下落したことを手掛かりに、取引時間中はじわじわと水準を切上げる動きに終始した。日銀金融政策会合で金融緩和を長期化させるとしたこともプラスに働いたようだ。

昨日の米国市場は弱めの欧州経済指標を受けてダウ平均が反落した。ナスダックなど他の主要指数が昨日に最高値を一気に更新した反動もあったようだ。この日発表された独の景況感指数が軟化。中国人民銀が期待された預金準備率の引き下げを否定したことも目先筋の手じまい売りを誘った模様。もっとも、米主要企業の1-3月決算はこの日も概ね良好で、ダウ平均などは一時プラス圏に顔を出す強さを見せている。

さて、本日の東京市場は米株動向より円安が買い材料となって、各市場、各指数全てが上昇する堅調な1日となった。米中など海外市場に比べた日本株の出遅れ感もあってコツコツと外国人の買いも入ってきている様子。本日の日銀金融政策会合では「2020年春まで緩和姿勢を維持」と決定。市場に買い安心感をもたらしている。個別では大幅減益発表のファナック[6954]が急落後に下げ幅を縮小。ある程度の悪材料は織り込み済みのようである。(ストック・データバンク 編集部)

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