東京株式(前引け)=買い手控えのなか半導体関連が売られ反落

市況
2019年4月26日 11時51分

26日前場引けの日経平均株価は、前日比152円34銭安の2万2155円24銭と反落している。前場の東証1部の売買高概算は6億3255万株、売買代金概算は1兆2073億1500万円。値上がり銘柄数は384、対して値下がり銘柄数は1692、変わらずは63銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、あす27日からの10連休を目前にして全般買い手控え姿勢が強まるなか、半導体関連銘柄への売りが全体相場の足を引っ張るかたちとなり、日経平均は一時230円を超える下落幅となった。ただ、午前9時半過ぎから外国為替市場で円安・ドル高が進行したことから日経平均の下落幅がやや縮小した。

半導体関連銘柄に安いものが目立っている。今期業績の大幅減益予想が嫌気されアドバンテスト<6857>が一時前日比10%超と急落したほか、東京エレクトロン<8035>やSCREENホールディングス<7735>、SUMCO<3436>、信越化学工業<4063>などが値を下げている。25日の米国市場でフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が下落したことや、米インテルが19年の業績予想を下方修正したことから時間外取引で株価が大幅安となっていることなどが嫌気されている。

このほかに個別銘柄では、次世代通信規格の5G関連の中核銘柄とされているアンリツ<6754>が前日に20年3月期の営業利益予想で大幅減益を発表したことで、15%を超える急落となっている。このほかに、ZOZO<3092>、オリエンタルランド<4661>、昭和電工<4004>、オムロン<6645>、シャープ<6753>が売られている。

半面、19年3月期の連結最終利益予想を上方修正した森永乳業<2264>をはじめ、京セラ<6971>、ヤフー<4689>、第一三共<4568>、日野自動車<7205>が堅調な推移となっている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.