個人投資家・有限亭玉介:相場振り返りとGW明け・令和相場に注目する銘柄【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2019年4月23日14時に執筆
株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
この度は『相場振り返りとGW明け・令和相場に注目する銘柄』というテーマで寄稿させて頂きますよ。
さて、GWを迎えるにあたって、まずはここまでの相場を振り返ってみたいと思います。
昨年末から大発会にかけては米中貿易摩擦などによる景気後退懸念に加えて、トランプ米大統領の政策運営に陰りを感じさせるような事もあって、日経平均の急落に直面し、投資家心理は相当冷え込んでいた様子でしたねぇ。あたくしのような個人投資家にとっては1月、2月と非常に難しい相場だったのではないでしょうか。
その上でパウエルFRB議長の米利上げ停止を示唆する発言(その後実際に利上げは見送り)も相まって米国株と共に、日経平均株価も株価はここまで持ち直す動きとなったのですが、世界景気の減速への懸念は拭えない様子で、やはり日経平均及び個人投資家の過熱感はあたくしはまだ感じられておりません。
ただ、その上でこれまでの市場で買われていたのは5Gやバイオ、インバウンド関連、さらにAIやRPAなどの働き方改革関連、そして見直されてきた半導体関連などのテーマ株でした。「景気への期待が出来ないのならば注目されやすいテーマ株で勝負」…そんな個人投資家の心理が作用したように思われます。
例えば当記事で昨年12月末に配信したファイバーゲート<9450>はインバウンド関連としての一面もあり、上昇トレンドを継続…さらに1月に配信したAI関連のHEROZ<4382>はソーサーボトムから上抜け後、好決算&業績上振れ期待も相まって上値追いの展開となりました。さらに3月に紹介したRPAホールディングス<6572>も紹介直後に東証1部への昇格の発表から好決算も相まって急騰していきましたよ。
あたくしは日々、そんな注目するテーマ・個別株について自身のブログや当記事にて配信させて頂いておりますが、ここまでの自らの成績は前述した通り、テーマ株中心に狙って一応「プラス」です。ただし、やはり市場参加者の過熱感は感じられず、急騰が続かない傾向もあると思っているので短期売買を基軸にしている状況ですな。そして連休明けもその戦略を基本的には維持していきたいと考えております。
さて、その上で連休明け・令和相場に期待している個別株を最後にザックリとご紹介したいと思います。ただ、「セルインメイ(株は5月に売れ)」という格言もありますので、下値を狙って中長期で見ていきたいという銘柄を今回はピックアップさせて頂きます。
まずはリスク検知に特化したAI、ビックデータ解析による各種ソリューションを提供しており、マイナンバーに対応したセキュリティも手掛けているエルテス<3967>です。昨年の11月に当記事で配信してから急騰・続伸も、その後長らく調整しておりましたねぇ。直近4月12日に安値をつけてからヨコヨコな様子ですが、月足レベルで2番底をつけたと判断できれば打診的に拾ってみたいと考え中です。
また、半導体・IT関連デバイスの光学式外観検査装置を手掛けるインスペック<6656>も見ております。半導体関連の中でも好調な業績を背景に、昨年11月から今年2月にかけて急反発・急上昇しておりましたな。その後調整も26週線、100日線付近を下値サポートとして上昇トレンドを築いている様子です。再び一目均衡表(日足)の雲にトライする動きとなるかと連休明けからも見ておきたいもんです。
そして今年は見逃せないテーマとして、キャッシュレス・セルフレジ・ICタグ関連からカーディナル<7855>もピックアップしておきたいと思います。昨年3月の高値から調整にて、チャートはまだ弱気ではありますが、12月の安値641円から下値を切り上げる動きもあり、「煮詰まってきている感」はありますねぇ。業績は堅調でもあり、PBRから見ても相応に割安感もありますので、前述したテーマへのトレンドが下半期に向けて回ってくればチャンスもあるかと監視しております。
と…ここでご紹介できるのはスペースの関係もあり、以上ではありますが…他にも「注目すべき」とする銘柄は沢山ございます。お時間がありましたらブログを検索して頂ければ幸甚です。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
《US》
提供:フィスコ