話題株ピックアップ【昼刊】:エスエムエス、M&Aキャピ、日本ライフL
■エス・エム・エス <2175> 2,498円 +366 円 (+17.2%) 11:30現在 東証1部 上昇率2位
エス・エム・エス <2175> が続急騰し、上場来高値を更新した。4月26日大引け後に発表した19年3月期の連結経常利益は前の期比19.4%増の59.7億円で着地。続く20年3月期も前期比14.6%増の68.5億円に伸び、16期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料視された。前期は深刻な人手不足が続く介護職向けの人材紹介が大きく伸びた。今期も介護職向け人材紹介の拡大が継続するほか、看護師などの医療向け人材紹介も伸びる。また、介護事業者向け経営支援サービス「カイポケ」の会員数も増加する見通しだ。
■シミックHD <2309> 1,886円 +252 円 (+15.4%) 11:30現在 東証1部 上昇率3位
26日に決算を発表。「上期経常が20%増益で着地・1-3月期も51%増益」が好感された。
シミックホールディングス <2309> が4月26日大引け後(15:30)に決算を発表。19年9月期第2四半期累計(18年10月-19年3月)の連結経常利益は前年同期比19.6%増の26.6億円に伸び、通期計画の41.7億円に対する進捗率は63.8%に達し、5年平均の54.8%も上回った。
同時に発表した「2.96%を上限に自社株買いを実施」も買い材料。
発行済み株式数(自社株を除く)の2.96%にあたる55万株(金額で10億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は5月7日から9月30日まで。
■M&Aキャピ <6080> 5,430円 +705 円 (+14.9%) ストップ高 11:30現在 東証1部 上昇率4位
M&Aキャピタルパートナーズ <6080> がストップ高。4月26日大引け後に発表した19年9月期上期(18年10月-19年3月)の連結経常利益が前年同期比53.2%増の35.2億円に拡大して着地したことが買い材料視された。M&A成約件数は前年同期で横ばいだったものの、大型案件の成約件数と単価が上昇し、前年同期比46.7%の大幅増収を達成した。業績好調に伴い、通期の同利益を従来予想の39億円→51.8億円に32.9%上方修正。増益率が23.5%増→64.1%増に拡大し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。
■日本ライフライン <7575> 1,982円 +230 円 (+13.1%) 11:30現在 東証1部 上昇率5位
26日に決算を発表。「今期経常は3%増で4期連続最高益更新へ」が好感された。
日本ライフライン <7575> が4月26日大引け後(15:10)に決算を発表。19年3月期の連結経常利益は前の期比0.7%増の108億円になり、20年3月期も前期比3.3%増の111億円に伸びを見込み、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。7期連続増収、増益になる。
■DTS <9682> 4,350円 +425 円 (+10.8%) 11:30現在 東証1部 上昇率8位
DTS<9682>が続急伸している。4月26日の取引終了後、6月30日を基準日として1株から2株へ株式分割するほか、20万株(発行済み株数の0.86%)、または8億円を上限とする自社株買いを5月8日から6月7日までを取得期間として実施すると発表しており、これらを好感した買いが入っている。また、同時に発表した20年3月期の連結業績予想は、売上高935億円(前期比7.8%増)、営業利益100億円(同2.1%増)、純利益69億円(同1.2%増)と6期連続で営業最高益更新を見込む。金融社会、法人ソリューション、運用基盤BPOなどで売り上げ拡大を見込むことに加えて、プロジェクトマネジメントの強化による不採算案件の抑止などで利益率の改善を図るとしている。なお、19年3月期決算は、売上高867億1600万円(前の期比4.3%増)、営業利益97億8900万円(同14.8%増)、純利益68億1700万円(同18.2%増)だった。
■インソース <6200> 2,567円 +243 円 (+10.5%) 11:30現在 東証1部 上昇率9位
26日に決算を発表。「上期経常は35%増益で上振れ着地」が好感された。
インソース <6200> が4月26日大引け後(17:00)に決算を発表。19年9月期第2四半期累計(18年10月-19年3月)の連結経常利益は前年同期比34.8%増の5.6億円に拡大し、従来予想の4.9億円を上回って着地。
■九電工 <1959> 3,490円 +330 円 (+10.4%) 11:30現在 東証1部 上昇率10位
九電工 <1959> が急反騰。4月26日大引け後に発表した19年3月期の連結経常利益は前の期比6.9%増の399億円で着地。続く20年3月期も前期比1.9%増の407億円に伸び、6期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料視された。前期は手持ちの電気設備・空調管工事が順調に進み、売上高、経常利益ともに過去最高を達成した。今期は福岡県築上町し尿処理施設に絡む談合事件による指名停止措置の影響で官庁元請工事が半減する可能性を織り込む。一方、太陽光工事など民間工事の増加でこれをカバーし、増収増益を確保する構えだ。
■マクセルHD <6810> 1,864円 +173 円 (+10.2%) 11:30現在
26日に発表した「6.6%を上限に自社株買いを実施」が買い材料。
発行済み株式数(自社株を除く)の6.6%にあたる350万株(金額で50億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は7月1日から20年3月31日まで。
■フューチャー <4722> 2,017円 +163 円 (+8.8%) 11:30現在
26日に決算を発表。「1-3月期(1Q)経常は28%増益で着地」が好感された。
フューチャー <4722> が4月26日大引け後(16:50)に決算を発表。19年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比28.4%増の18.1億円に伸びた。
■日鉄ソリューションズ <2327> 3,245円 +259 円 (+8.7%) 11:30現在
日鉄ソリューションズ<2327>が大幅に6日続伸し、年初来高値を更新した。同社は4月26日取引終了後に、20年3月期通期の連結業績予想を公表。営業利益は272億円(前期比5.9%増)を見込み、年間配当計画を前期比5円増配の60円としていることが好感されているようだ。売上高は2800億円(同5.5%増)の見通し。日本製鉄<5401>グループの高度IT活用への対応、及び顧客ニーズの高いネットワークセキュリティーやITアウトソーシングサービスの拡販などにより、事業成長を実現するとしている。
■トランス・コスモス <9715> 2,632円 +206 円 (+8.5%) 11:30現在
26日に決算を発表。「前期経常は3倍増益で着地・1-3月期(4Q)経常は黒字浮上、今期業績は非開示」が好感された。
トランス・コスモス <9715> が4月26日大引け後(15:00)に決算を発表。19年3月期の連結経常利益は前の期比3.0倍の53.9億円に急拡大し、9期連続増収となった。なお、20年3月期の業績見通しは開示しなかった。
■東京都競馬 <9672> 3,520円 +270 円 (+8.3%) 11:30現在
東京都競馬<9672>が続急伸。4月26日の取引終了後に発表した第1四半期(1~3月)連結決算が、売上高49億8900万円(前年同期比7.0%増)、営業利益12億1200万円(同17.7%増)、最終利益7億7600万円(同3.9%増)と2ケタ営業増益となったことが好感されている。公営競技事業でインターネット投票システム(SPAT4)が引き続き順調に推移していることが業績拡大を牽引した。なお、19年12月期通期業績予想は、売上高236億2600万円(前期比3.8%増)、営業利益56億800万円(同15.5%減)、最終利益34億1100万円(同24.5%減)の従来見通しを据え置いている。
■コネクシオ <9422> 1,473円 +96 円 (+7.0%) 11:30現在
26日に決算を発表。「前期経常は2%増で7期連続最高益、今期業績は非開示」が好感された。
コネクシオ <9422> が4月26日大引け後(15:00)に決算を発表。19年3月期の経常利益(非連結)は前の期比2.4%増の105億円になり7期連続で過去最高益を更新した。8期連続増益となった。なお、20年3月期の業績見通しについては配当(60円)以外は開示しなかった。
■新光電気工業 <6967> 1,042円 +63 円 (+6.4%) 11:30現在
26日に決算を発表。「今期経常は6%増益へ」が好感された。
新光電気工業 <6967> が4月26日大引け後(15:00)に決算を発表。19年3月期の連結経常利益は前の期比33.5%増の76.4億円に拡大し、20年3月期も前期比5.9%増の81億円に伸びる見通しとなった。3期連続増益になる。
■ファンデリー <3137> 1,495円 +300 円 (+25.1%) ストップ高買い気配 11:30現在
ファンデリー<3137>がストップ高の1495円水準でカイ気配となっている。4月26日の取引終了後に発表した20年3月期単独業績予想で、売上高48億200万円(前期比41.5%増)、営業利益9億3400万円(同31.0%増)、純利益5億100万円(同13.5%増)と連続営業最高益更新を見込み、上場後初配当となる年3円の配当を予定していることが好感されている。主力の健康食宅配サービスであるMFD(メディカルフードデリバリー)事業で、食事宅配市場や高齢者の増加などを受けて受注件数が増加する見通しのほか、新工場稼働による収益拡大を見込む。商品発送費など販管費の増加を吸収し、連続最高益を更新する見通しだ。
■イーブック <3658> 2,080円 +400 円 (+23.8%) ストップ高 11:30現在
イーブックイニシアティブジャパン <3658> がストップ高。4月26日大引け後に発表した19年3月期の経常利益(非連結)は前の期連結比2.3倍の5億9300万円に急拡大して着地。続く20年3月期も前期比26.5%増の7億5000万円に伸び、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料視された。今期は親会社ヤフー <4689> と電子書籍サービスを統合した新サイト「ebookjapan」への移行が進み、パソコン、モバイルともに利用者が拡大する。機能改善やシステム・広告投資は増加するものの、増収効果やコスト削減で吸収する見込みだ。
●ストップ高銘柄
アクロディア <3823> 368円 +80 円 (+27.8%) ストップ高 11:30現在
環境管理センター <4657> 650円 +100 円 (+18.2%) ストップ高買い気配 11:30現在
fonfun <2323> 540円 +80 円 (+17.4%) ストップ高 11:30現在
など、6銘柄
●ストップ安銘柄
JIA <7172> 2,201円 -500 円 (-18.5%) ストップ安売り気配 11:30現在
以上、1銘柄
株探ニュース