東京為替:ドル・円は伸び悩み、米中対立回避の円売りは限定的

通貨
2019年5月10日 14時18分

10日午前の東京市場でドル・円は伸び悩み。米中貿易摩擦の回避に期待感が高まり円売りに振れたが、不透明感は払しょくされずドルは110円台から失速した。

ワシントンで開催中の米中貿易協議が注目されるなか、トランプ米大統領が習近平中国国家主席から書簡を受けたことを明らかにすると、両国の対立を回避した円売りが強まった。クロス円の上昇でドルは一時110円04銭まで浮揚。

ただ、米中の代表団は協議を延長する見通しで不透明感は払しょくされておらず、警戒感は根強い。また、米中協議の交渉期限が迫り米国が対中関税を発動するか注目され、円売り一服でドルは再び109円台に値を下げた。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円69銭から110円04銭。ユーロ・円は123円06銭から123円61銭、ユーロ・ドルは1.1213ドルから1.1235ドルで推移。(12:00作成)

《FA》

提供:フィスコ

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