5月15日のNY為替概況

通貨
2019年5月16日 4時29分

15日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円16銭まで下落後、109円69銭まで上昇し109円60銭で引けた。

米国の4月小売売上高や鉱工業生産が予想外のマイナスに落ち込んだため金利先安感にドル売りが優勢となった。その後、トランプ政権が制裁関税に関して態度を軟化させたことが明らかになると安心感が広がり、リスク選好の円売り・ドル買いが再燃した。米国政府が欧州車に対する制裁関税の実施を6カ月ほど延期させる方針だと報道されたほか、メキシコやカナダに対して賦課している制裁関税の解除を検討していると報じられた。

ユーロ・ドルは、1.1179ドルから1.1225ドルまで急伸し1.1200ドルで引けた。欧州車に対する米国の関税が延期されるとの報道が好感され、ユーロ買いが加速。

ユーロ・円は、122円08銭から123円09銭まで上昇した。

ポンド・ドルは、1.2887ドルから1.2827ドルまで下落した。

ドル・スイスは、1.0069フランから1.0097フランまで上昇した。

【経済指標】・米・3月企業在庫:前月比0%(予想:0.0%、2月:+0.3%)・米・5月NAHB住宅市場指数:66(予想:64、4月:63)・米・4月設備稼働率:77.9%(予想:78.7%、3月:78.5%←78.8%)・米・4月鉱工業生産:前月比-0.5%(予想:0.0%、3月:+0.2%←-0.1%)・米・4月小売売上高:前月比-0.2%(予想:+0.2%、3月:+1.7%←+1.6%)・米・4月小売売上高(自動車除く):前月比+0.1%(予想:+0.7%、3月:+1.3%←+1.2%)・米・5月NY連銀製造業景気指数:17.8(予想:8.0、4月:10.1)・カナダ・4月消費者物価指数:前年比+2.0%(予想:+2.0%、3月:+1.9%)

《KY》

提供:フィスコ

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