東京株式(前引け)=反落、米中摩擦と円高への警戒感で買い手控え

市況
2019年5月16日 11時43分

16日前引けの日経平均株価は前営業日比132円95銭安の2万1055円61銭と反落。前場の東証1部の売買高概算は7億2075万株、売買代金概算は1兆1282億6000万円。値上がり銘柄数は756、対して値下がり銘柄数は1302、変わらずは81銘柄だった。

きょう前場の東京市場はやや売り優勢で始まり、寄り後は日経平均が下げ足を強めフシ目の2万1000円台を割り込む展開となった。中国・上海株が底堅い動きをみせたこともあり、前引けにかけ買い戻しが入り下げ幅を縮小、2万1000円台に戻して着地している。米中摩擦に対する懸念がくすぶるなか、外国為替市場ではリスクオフの円高に振れており、主力輸出株中心に買い手控え感は拭えない。業種別では海運や石油、鉄鋼株などが安い一方、電力ガスや建設など内需株が強さを発揮している。

個別ではソフトバンクグループ<9984>、任天堂<7974>が軟調、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>の下げも目立つ。トヨタ自動車<7203>、東京エレクトロン<8035>が下落、資生堂<4911>も売られた。旭ダイヤモンド工業<6140>が大幅安、ヤマシンフィルタ<6240>も値を下げた。半面、ファーストリテイリング<9983>がしっかり、リクルートホールディングス<6098>も買いが優勢。Ubicomホールディングス<3937>がストップ高に張りつき、CARTA HOLDINGS<3688>、三浦工業<6005>、日機装<6376>も値を飛ばした。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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