本日注目すべき【好決算】銘柄 タカラレーベ、住友不、東テク (16日大引け後 発表分)
16日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
タカラレーベ <8897> ★今期経常は31%増で2期ぶり最高益、3円増配へ
◆19年3月期の連結経常利益は前の期比23.4%減の90.2億円に落ち込んだものの、続く20年3月期は前期比30.7%増の118億円に拡大し、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。今期は新築マンション1950戸(前期は1656戸)の引き渡しを計画するほか、発電事業で稼働済み発電施設の売却を進める。売上高は前期比21.2%の1600億円を見込む。
併せて、今期の年間配当は前期比3円増の19円に増配する方針とした。
アイレックス <6944> [JQ] ★今期経常は79%増益へ
◆19年3月期の経常利益(非連結)は前の期連結比13.3%増の1億4500万円に伸びて着地。続く20年3月期も前期比79.3%増の2億6000万円に拡大する見通しとなった。今期は引き続き組み込みソフトの開発やクラウド関連に注力するほか、5G(次世代通信システム)に関連する投資需要を取り込み、大幅増益を目指す。
住友不 <8830> ★今期経常は8%増で7期連続最高益・2円増配へ
◆19年3月期の連結経常利益は前の期比9.3%増の2042億円で着地。続く20年3月期も前期比7.7%増の2200億円に伸び、7期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期は企業の旺盛な需要を背景に、オフィスビル賃貸事業の収益拡大が継続する。
業績好調に伴い、前期の年間配当を29円→30円(前の期は27円)に増額し、今期も前期比2円増の32円に増配する方針とした。
東テク <9960> ★今期経常は4%増で8期連続最高益、前期配当を15円増額・今期も67円継続へ
◆19年3月期の連結経常利益は前の期比22.8%増の58.5億円で着地。続く20年3月期も前期比4.3%増の61億円に伸び、8期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。前期は首都圏を中心とした大型再開発案件の増加を背景に、省エネ・節電ニーズに対応した空調機器の販売や計装工事などが好調だった。今期は引き続き商品販売事業と工事事業に注力し、9期連続増収増益を目指す。
併せて、前期の年間配当を52円→67円(前の期は52円)に増額し、今期も67円を継続する方針とした。
株探ニュース