みらかホールディングス---19年3月期の売上高は1,814.15億円、臨床検査薬事業が好調

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2019年5月17日 12時23分

みらかホールディングス<4544>は14日、2019年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比7.2%減の1,814.15億円、営業利益が同17.0%減の146.48億円、経常利益が同30.4%減の115.24億円、親会社株主に帰属する当期純利益が63.86億円(前期は2.57億円の利益)となった。

受託臨床検査事業の売上高は前期比11.4%減の1,080.84億円、営業利益は同38.2%減の46.37億円となった。国内事業において上期は自然災害の影響等もあり成長が限定的ではあったものの、下期より新規獲得顧客の売上が発現し増収となり、通期では増収となった。しかしながら、MLS(米国病理検査事業)が2017年11月に連結除外となったことから、セグメント全体では減収となった。利益面では、成長基盤構築のための先行費用及び設備投資に伴う減価償却費の増加により費用が増加した。

臨床検査薬事業の売上高は前期比0.2%増の453.99億円、営業利益は同2.0%増の100.35億円となった。主力製品であるルミパルス試薬の販売が伸長する一方、海外子会社における前期の一過性売上の反動減及び国内事業における海外既存製品の終売等の影響で売上高は前期並みとなった。利益面では、支払ロイヤリティの減少等により増益となった。

ヘルスケア関連事業の売上高は前期比0.7%減の279.31億円、営業利益は同40.3%減の14.60億円となった。滅菌事業が堅調であったものの、治験事業が減収及び調剤薬局を営む地域医療支援センターの売却等により微減となった。

2020年3月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比5.3%増の1,910.00億円、営業利益は同1.0%減の145.00億円、経常利益は同1.5%増の117.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同19.0%増の76.00億円を見込んでいる。

《SF》

提供:フィスコ

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