伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (5月23日記)
日経平均株価は、昨晩のNYダウが反落した流れを映して、本日の寄り付き値が下放れて始まる公算です。
本日の一段安は、5月20日の高値2万1430円が一時的な反発の終点になって、すでに下降の流れへ入っている可能性を示す動きになります。
そのため、寄り付きで下放れた後は、すぐに下降を開始して、2万1000円を目指す動きへ入る公算です。
なお、まだ明確な弱気サインをつけていないので、しばし下値堅く推移する可能性を無視できません。
6月頃まで堅調に推移するなら、本日は、21日の安値2万1160円まで下げずに下値を支えられて、午後に上値を試す動きへ入る公算です。
【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。
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