ホープが3日連続ストップ高、業績上方修正を契機に投機資金の攻勢加速
ホープ<6195>が3日連続のストップ高と異色の上げ足。株価は3営業日でほぼ2倍となり、2017年6月以来約2年ぶりとなる2000円大台を回復した。同社は自治体が保有する広告枠などの販売代理業を展開し好調に案件を伸ばしている。27日引け後に、19年6月期単独業績予想の修正を発表、営業損益は3200万円の赤字から5500~7000万円の黒字(前期実績は1億2100万円の赤字)に上方修正しており、これが物色人気化の発端となった。前期にスタートさせた新規事業のエネルギー事業の取引規模が会社側想定を上回り増収効果をもたらしているほか、利益面ではマーケティング&メディア事業におけるジチタイワークスの発行数増加、BtoGマーケティングなど高収益サービスが好調で押し上げ要因となっている。時価総額30億円未満と小型で、値動きの軽さに着目した投機資金の攻勢が加速している。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
最終更新日:2019年05月30日 13時17分